ダイナースプレミアムにニューオータニの提携カードが出ました。
正式名称は「ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード」。
2026年5月18日から申込受付開始です。
去年の時点でニューオータニとダイナースクラブが提携プレミアムカードを出すという話は出ていたのですが、券面デザインと特典の詳細がようやく明らかになりました。
5月11日にニューオータニ東京で記者発表会もやっていたみたいですね。
で、結論から言うとこのカード、かなり気になっています。
カードスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カード名称 | ニューオータニクラブ ダイナース プレミアムカード |
| 国際ブランド | Diners Club |
| 発行会社 | 三井住友トラストクラブ |
| 年会費(本会員) | 181,500円(税込) |
| 年会費(家族会員) | 無料 |
| 入会の目安 | 27歳以上 |
| 入会方法 | 招待制 ①ニューオータニまたはダイナースクラブからの招待 ②NOCダイナースカードからのアップグレード |
| 利用可能枠 | 一律の制限なし |
| 海外旅行傷害保険 | 最高1億円(利用条件付き) |
| 国内旅行傷害保険 | 最高1億円(利用条件付き) |
| ショッピング・リカバリー | 年間500万円限度 |
| ポイント | 100円=1.5P(ニューオータニ利用時は100円=3P) |
プレミアムカードのサービス(24時間コンシェルジュ、プレミアム エグゼクティブ ダイニング、銀座プレミアムラウンジ、プライオリティ・パス、空港ラウンジなど)はそのまま使えます。
ダイナースプレミアムの特典にニューオータニ独自特典が載っかってくるイメージ。
この券面、かっこよすぎないか
まず券面の話をさせてください。

ダイナースプレミアムのブラックを基調に、鳳凰のモチーフをマット加工で入れたデザイン。
プレスリリースの画像を見た瞬間、プロパーのダイナースプレミアムよりかっこいいのでは?と思ってしまいました。
プロパーダイナースプレミアムって、正直そこまでデザインに魅力があるカードではない(ダイナース好きの方すみません)。
いやもちろん黒くて重厚ではあるんですけど、券面で「おっ」となるかというとそこまででもない。(※)
※シンプルでかっこいいと思ってますが、見たことがない人がひと目見て驚きはないという意味です。
それに対してニューオータニプレミアムは鳳凰ですよ。
しかもマット加工。
プロパーダイナースプレミアムがデザイン変更してテカテカ加工になってしまったので、マット加工はいいですよね。
文字だけの情報でこれだけテンション上がるのだから、実物はもっとヤバいはず。
提携カードの券面がプロパーを超えてくるのはけっこう珍しいんじゃないかと思います。
エグゼクティブハウス 禅のフリーステイがつく
特典面で一番目を引くのはこれ。
フォーブス・トラベルガイドで7年連続5つ星を受賞しているニューオータニ東京の「エグゼクティブハウス 禅」のスタンダードダブル/ツイン(36㎡)に年1回無料で泊まれます。
エグゼクティブハウス 禅はニューオータニのザ・メイン内にある83室だけの"ホテル・イン・ホテル"で、宿泊者専用のZEN LOUNGEでは1日6回のフードプレゼンテーション(朝食、モーニングスナック、ランチ、アフタヌーンティー、オードブル、ナイトキャップ)が提供されます。
ゴールデンスパ・ニューオータニ(サウナ・ジム・プール)も無料で使える。
禅の宿泊料金って、時期にもよりますが1泊あたり平気で10万超えたりしますので、フリーステイ1回の価値だけでもけっこうなもの。
年会費差額16,500円で禅のフリーステイ。これ、お得では?
ここからが個人的に一番刺さったポイント。
このカードの年会費は181,500円(税込)。
高い。
数字だけ見れば間違いなく高い。
でも、プロパーのダイナースプレミアムの年会費が165,000円なので、差額はたったの16,500円。
すでにダイナースプレミアムを持っている人からすると、追加16,500円でエグゼクティブハウス 禅のフリーステイがついてくるということになります。
禅の宿泊が16,500円。
これはさすがにバグっている。
しかもそれ以外にも、ニューオータニ(東京・幕張・大阪・博多)での客室ワンランクアップグレード、子どもの分のプールやビュッフェ無料、ガーデンラウンジやSATSUKIでのコーヒー1名無料、宿泊時の会議室無料、ホテルイベントの最優先予約・良席確約、プレミアム会員限定のシークレットイベントなど、ニューオータニ独自の特典がごっそりついてきます。
ニューオータニ利用時はポイントも100円=3ポイントと通常の2倍になるし、ポイントをニューオータニの宿泊やレストランで使える「SELECT COUPON」やNOCポイントに交換できるのも地味にありがたい。
ダイナースプレミアムの弱点をうまく補っている
ダイナースプレミアムというカードは、年会費165,000円のわりに「これで元が取れる!」みたいなわかりやすいベネフィットが正直あまりなかった。
プレミアム エグゼクティブ ダイニングやコンシェルジュは便利だけど、アメプラやJCBザ・クラスにも似たようなものはある。
ポイント還元率も飛び抜けているわけではない。
年会費回収という概念がそもそもない、本当にお金に余裕がある人が持つカードという色合いが濃かったんですよね。
それが今回、16,500円の差額で禅のフリーステイがつくとなると、話が変わってくる。
少なくとも「年会費のうちこの分は確実に回収できている」と思える特典ができた。
ダイナースプレミアムホルダーにとっては乗り換え(もしくは切り替え)を検討する十分な理由になると思います。
招待制なんですよね、やっぱり
ここが悩ましいところ。
ダイナースプレミアムと同様に、このカードも招待制です。
入会方法は2つ。
1つ目はホテルニューオータニまたはダイナースクラブからの招待。
2つ目はニューオータニクラブ ダイナースカード(通常のNOCダイナース)からのアップグレード。
いずれにしても所定の審査あり。
自分で申し込んで好きなタイミングで取得、とはいかないのがダイナースプレミアムらしいところ。
NOC会員の自分としては
実は私、ニューオータニクラブ(NOC)には入っているんですよね。
アメプラのフリー・ステイ・ギフトでニューオータニに泊まったときにクレジット機能なしで入会させてもらった経緯があります。
なので、ニューオータニ側からの招待ルートでインビテーションが来ないかなーと密かに期待しているのですが、現時点では何も届いていません。
まあそりゃそうですよね、NOCの会員数は約15万人いるわけで、そのうちプレミアムカードの招待対象になるのは相当絞られるはず。
もう1つのルートであるNOCダイナースカードからのアップグレードについても、そもそもNOCダイナースカード自体を持っていないので今すぐは使えません。
いまダイナースプレミアム修行中の身としては
以前の記事にも書きましたが、いまダイナースプレミアムのインビテーションを目指して修行しているところです。
このタイミングでニューオータニプレミアムが出てきたことで、ダイナースプレミアムを取得する動機がちょっと揺らぎ始めてきました。
プロパーのプレミアムが来たあとにニューオータニプレミアムに切り替えができるのであればこのまま修行したいのですが、あるいはプロパーを維持しつつNOCダイナースも発行してそこからのアップグレードを狙うのか。
まだ全然考えがまとまっていません。
そもそもプロパーのインビテーションすらまだ来ていないので考えるのが早すぎるのですが、目標が増えるのは修行のモチベーションとしてはプラスです。
発行記念キャンペーンもやっている
2026年11月17日までの申し込みで、3つの特典がつきます。
禅のフリーステイ利用時にピエール・エルメ・パリの限定アフタヌーンティーがもらえる(先着100名)。
ニューオータニ(東京・幕張・大阪・博多)のレストラン利用券30,000円分。
入会3ヶ月以内に150万円以上利用で30,000リワードポイント付与。
(アフィリエイトリンクはありません笑)
ダイナースの提携カード戦略、面白くなってきた
ニューオータニとダイナースの提携は1970年からで50年以上の付き合いがあるそうで、NOCダイナースカード自体は31年前からある。そこに満を持してプレミアムを投入してきたと。
ホテル提携でプレミアムクラスのカードを出すというのはアメプラのFHR的な文脈とはまた違った攻め方で、単一ホテルに特化した特典の厚さはこちらのほうが上でしょう。
ニューオータニをよく使う人にとっては、アメプラのフリー・ステイ・ギフト(年1回、ザ・メインスタンダード)よりも禅のフリーステイのほうが価値が高い。
まとめというかただの感想
このカード、人気出ると思います。ダイナースプレミアム持っている人で、ニューオータニを年に1回でも使う人なら切り替えない理由がない。(切り替えができるならですが)
年会費差額16,500円で禅のフリーステイは出来すぎ。
招待制という壁はあるけれど、NOCダイナースカードからのアップグレードという正規ルートが用意されているので、本気で欲しい人はまずNOCダイナースカードを作って実績を積むという道筋が見える。
自分はまだダイナースプレミアムのインビテーションすら来ていないので遠い話ですが、修行のゴールがプロパーのプレミアムだけだった頃より、その先にこのカードがある今のほうがワクワクします。
券面のかっこよさ、禅のフリーステイ、ニューオータニ特化の特典群。心が動く新カードでした。
