Olive Infiniteの年会費をどう回収するか、資産をどう積み上げれば年会費が無料になるか。そんなことを考えているうちに、ふと財布の中の別のカードが気になった。ダイナースクラブカードとJALグローバルクラブ(JGC)のCLUB-A JCBカード、この2枚が地味に重複している。
JGCというのはJALの上級会員資格で、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカードのいずれかを持っている間は資格が自動更新される仕組みになっている。つまり今の自分は、JGC維持用のJALカードと、読み物として持っているだけのダイナースを別々に持っている状態。JALダイナースカードという、両方を1枚で兼ねられるカードがあるのに。
ダイナースは読み物、JGCカードは資格維持用
ダイナースクラブカードは正直、決済ではほとんど使っていない。会員誌の「Signature」を読むために持っているようなもので、年10回発行だから単純計算で1冊あたり2,970円。ちょっと高い雑誌だなと自分でも思う。
一方のJGC CLUB-A JCBカードはショッピングマイル・プレミアムなどのオプションを何も付けていない素の状態で、年会費は11,000円。こちらもJGC資格を切らさないためだけに持っている実用カードで、思い入れがあるわけでもない。
つまりこの2枚、どちらも「決済用」ではなく「維持用」。だったら1枚にまとまった方が早いんじゃないかと、今さら気づいた。
数字にしてみる
現状の年会費を並べるとこうなる。
| カード | 年会費(税込) |
|---|---|
| ダイナースクラブカード(平カード) | 29,700円 |
| JALグローバルクラブ CLUB-A JCBカード | 11,000円 |
| 合計 | 40,700円 |
JALダイナースカードに一本化した場合はこう。
| カード | 年会費(税込) |
|---|---|
| JALダイナースカード | 34,100円 |
差額は6,600円。JGC資格の維持もダイナースクラブの空港ラウンジやグルメ優待も1枚に集約されて、財布の中のカードは1枚減る。数字だけ見れば一本化しない理由がない。
月550円のために、なにをしているんだろう
6,600円を12で割ると550円。ここでふと我に返った。月550円を浮かせるために、年会費を比較して、切り替え手続きを調べて、こうしてブログの記事まで書こうとしている。
その労力、副業のPPC広告の入札単価を1個調整する時間や、資産運用の勉強に充てた方がよっぽど大きいリターンになるんじゃないか。節約というのは削れる金額に天井があるけれど、スキルや知識に使った時間は複利で効いてくる。Olive Infiniteの資産条件を満たすために資産を積み上げようとしている自分が、その一方で月550円のカード切り替えに労力を割いているの、なんだかちぐはぐだ。
もちろんカードが1枚減ること自体には価値がある。管理する年会費の請求先が減るのも地味に嬉しい。ただそれは「節約になるから」ではなく「身軽になるから」というのが正確なところで、節約効果を主目的に据えると途端に割に合わない話になる。
結局、切り替えないことにした
ここまで書いておいてなんだが、JALダイナースカードへの切り替えはやらないことにした。解約と新規発行の手続き、カード会社への連絡、ETCカードの切り替え、支払い先の変更。月550円のためにこの一式をこなす時間があるなら、その時間はOlive資産の積み上げ方を具体的に詰める方に使いたい。副業の広告運用を1時間触っていた方が、たぶん550円よりずっと大きい数字が動く。
カードを持ちすぎているという自覚はあるし、いつかは整理したい気持ちも本当にある。ただ「今このタイミングで、この金額のために動く理由」がどこにもなかった。動機が節約しかない作業は、たぶん一生後回しにできる。
節約は嫌いじゃない。ただ節約そのものを目的にした瞬間、たぶんコスパの悪い趣味になる。ダイナースとJGCの2枚は、当分このまま持っておくことにする。